こんにちは!ノリコです。
今日、私は会計の仕事で郵便局へ行ってまいりました。
しかも、私の住むこの田舎町のなかでも、さらに僻地の簡易郵便局です。
この郵便局を利用するのは2度目です。
とてもちーーーーーさくて、
中に入ると速攻カウンターで
カウンターの幅は3歩分くらいです。
局員さんは2名。
1名は70代後半くらいのおばあさん。
私が学生の頃、職員室でよく見かけた、ネズミ色のギシギシなるコロコロ付きの椅子に、年季の入ったクッションを敷いて座っています。
事務所の中で私に背をむけて仕事をされています。
背中が丸くて座高がすごく低い。
ご老人独特の姿勢です。
もう1人はこちらも70代後半くらいのおじいさん。
接客を担当されています。
白髪混じりの73分け。シャツにVネックのグレーのニットを着て、メガネをかけています。
なんでしょうね、ここは…
中に入った瞬間、時代が変わったみたいです。
古き良き空気が漂います。
2人ともとても穏やかに静かに。
粛々と仕事をされていて。
妙に心地よい…
男性の接客は、特別愛想はありませんが、
無駄もなくシンプル。
言葉数少なく、けれども必要な説明をきちんとして下さいました。
慣れた様子で事務処理されました。
熟練の技が随所で光っていました。
特に領収をきる時の所作がやけに美しく、また文字だけで、「誠実」が伝わってくるようでした。
意外なことに、
「看護の護はどんな字でしたかね…」
と言われ、あ、意外笑
と思いました。
「看護」など、私の人生と密接すぎて、
目をつぶってても、
眠ってても書けますから。
世間で看護の文字がどれほど身近なのか、身近でないのか、もはやもうわかりません。
とにかく、事務仕事熟練の局員さんが、
「護」が分からなかったことは、
少し意外でした。
私が「護」の文字を説明しようとしたら
即座に何かを手にとり検索しはじめました。
あぁ、スマホね、と思ってよく見ると
電子辞書でした。
あぁそーきた、まぁそれでもいいね。
電子辞書の検索スピードも熟練でした。
久々に見ました。電子辞書…
そして、私は
「では、よろしくお願いしまーす」と言って
郵便局をあとにしました。
外に出るとすっかり現代でした。
はーいい感じでした…( ̄▽ ̄)
2人ともお元気に末長く(多分夫婦ではない)
あの可愛い郵便局を切り盛りしていただきたい。
また行きますね♡